2024年から2025年の年末年始にトルコのイスタンブールとカッパドキアへ旅行へ行った際の備忘録その⑥となります。
今回の記事ではカッパドキアのホテル選びから、実際泊まった洞窟ホテルのレビューとなります。
その⑤はこちら。

カッパドキアでは洞窟風ではなくて、本物の洞窟ホテルに泊まりたい!
今回、トルコのイスタンブールとカッパドキアに行くと決めて、カッパドキアでは洞窟ホテルに絶対泊まりたいと思いホテルも色々調べました。
調べるうちに、洞窟ホテルにも「洞窟風ホテル」と昔からある本物の洞窟住居をホテルの部屋にリノベした「本物の洞窟のホテル」があることが分かりました。
洞窟風ホテルと本物の洞窟ホテルの違いは?
洞窟風にも本物の洞窟ホテルにも、それぞれ良し悪しがあります。
「洞窟風」ホテルは、洞窟風なホテルにする為に作られたホテルですが、石造りで洞窟っぽい雰囲気を出しつつ、部屋も明るくてリゾートホテルっぽかったり、価格的にもリーズナブルです。
でも、部屋は直線的だったり、人工的な作りでなんというか古代の雰囲気はあまり無いので、そこをどう捉えるかで感想は大きく変わると思います。
例えばこんな感じのストーンルームのお部屋とか。
広くて綺麗で普通のホテルの部屋と考えたらすごく素敵だと思いますが、洞窟感はない的な。
それに対して「本物の洞窟」ホテルは古代に作られた奇岩の中の洞窟住居を、現代のホテル仕様に手を加えたホテルになります。
その為、部屋の中は少し薄暗かったり段差があったり。
こじんまりとした規模のホテルが多く、また価格も高め。
だけど昔の人が実際に暮らしていたリアル洞窟住居という事で特別感はあります。
そして、私はそんな「本物の洞窟」ホテルの中でも「妖精の煙突」と言われる奇岩のてっぺん部分に泊まれる部屋を熱望しておりまして。
同じホテルの中でも、部屋によって本物の洞窟部屋と人工的なストーンルームが混在するホテルも沢山あるので、泊まりたい部屋にこだわりのある場合はホームページ等で泊まりたい部屋番号まで確認して、その部屋指定で予約する事を強くオススメします。
例えば予約サイトで同じ「ダブルルーム」というカテゴリで値段も一緒の部屋でも、本物の洞窟部屋とストーンルームで分けられて無いホテルも沢山ありましたので。
そして基本的には本物の洞窟ホテル(部屋)は価格は高めなので、そこは自分が何を重要視するかで決めるといいと思います。
私は本物の洞窟にこだわって探したので選択肢がおのずと狭まってしまいましたが、洞窟風のストーンルームでもよければ手頃で素敵なホテルも沢山あります。
カッパドキアで泊まった本物の洞窟ホテル
そんなこだわったカッパドキアでのホテル選び。
12/31~1/2の年末年始の2泊なので、普段よりさら価格高騰…。
それでなくてもカッパドキアのホテルは高いのに。
洞窟部屋の雰囲気、広さ、ホテルの口コミ、価格、立地等々色々と何日も何日も吟味して決めたのはこのホテルです。
“Ascension Cave Suites – Special Class”
しかしGooglemapの口コミは正直サクラ感バリバリなんだよね…。
でもサクラ以外っぽい口コミもまあ悪くないし、どこのホテルもいい口コミ、悪い口コミあるし、妖精の煙突部屋もあり、価格も高すぎずだったのでこちらに決めました。
部屋は「King Suite」タイプ。
King Suiteには2部屋あって、どちらも本物の洞窟部屋ではあるけど私は絶対に部屋が3階建てになってる120号室でないと嫌でした。
でも予約時には部屋までは指定出来ず、でも予約時点で2部屋空いてたので
ととりあえずは予約。
予約はアゴダ。
そして予約後にホテルに直接120号室を指定するメッセージを送り、ホテルからも「2泊、room120ok!!」と返事をもらい一安心でした。
予約してた部屋と違ーう!
しかし、ホテルについて部屋に案内されるとKing Suiteの120号室では無いもう一つの部屋、122号室の部屋ではないか!!!!
とパニックですが英語も話せないので、一旦部屋に荷物を下ろし、120号室を予約した時のメッセージと部屋が違うよっていう翻訳を準備してフロントへ。
結果、「1日目は他の人がもう120号室を使ってるので、申し訳ないが今日は今の部屋を使って欲しい。明日は120号室に変更出来る。お詫びにカッパドキアのワインボトルプレゼントするから許してちょ」
と言われ、まあもう他の人が入ってるならどうしようもないし、赤ワインを貰って1日目と2日目でそれぞれ違う部屋に宿泊に相成りました。
因みにもらったワインはこちら。
調べるとカッパドキアのARYATUSというワイナリーで作られたワインっぽい。
いやらしく値段調べてみようと探したけどお値段は不明でした笑
日本に帰って旅の思い出を話しながら飲んでみましたが、渋みの少ない軽口の赤ワインでした。
Ascension Cave Suitesの洞窟部屋
そんなお部屋間違いもあったAscension Cave Suitesの外観はこんな感じ。
とんがり屋根の妖精の煙突ももちろんありますね!!
気球や街並みが見渡せる展望台に登る途中の坂道にあるので、有料の展望台にも登り放題です。
フロントはこの奇岩ホテルの反対側の建物になります。
そのフロントはこんな感じ。
若いスタッフ?家族?が重い荷物二つもってくれて部屋まで案内してくれます。
1日目に泊まったking Suiteタイプの泊まりたかった部屋とは違う122号室。
部屋はそれなりに広くて、大きいスーツケース2つともガバ!っと開けるスペースも十分あります。
スーツケースを置いてる横がバス、トイレ。
プライベートなベランダがとても広くて景色もよい(天気は悪い)。
夜のベランダからの景色は感動でした!
大晦日の夜にベランダでコーヒーを飲みながら異国の地で信じられない絶景を見て、感動で涙が出そうでした。
カッパドキアの夜景はこれまでみたどんな場所の夜景にも敵わないダントツに綺麗で心を鷲掴みにされた景色でした。
私の下手な写真じゃ伝わらないかもですが、本当に涙が出るほど綺麗でした。
お次は、次の日に泊まった元々熱望していた120号室です。
部屋に入ると正面がバス、トイレです。
そうしてリビングへ続く階段を登ります。
(この写真はバスルームを背後に入口側を撮ってる)
トイレとバスは122号室も120号室も両方バスタブありで造りは同じ感じです。
階段を上がりリビングスペースはこちら。
そうしてさらに数段の階段を登りベッドです。
そしてベランダ
ベランダからの景色ももちろんバッチリです!
遠くに見える丘の上の建物というか奇岩はウチヒサル城だっけ?
ベランダからもちろん気球も見えるよ。
朝食はそんなに種類は多くないかもですが、普通に美味しかったし、朝食会場からも気球見えます。
朝食会場は宿泊棟の奇岩ではなく、フロントがある方の建物の2階になります。
因みに、外からホテルを見た時の部屋はこの場所
左側が122号室、右側が120号室のベランダの場所になります。
とんがり部分の真ん中の窓は120号室のベッドのそばの窓。
どちらもKing Suiteタイプで同じ価格です。
私的には絶対に120号室の方がやっぱりワクワクしたし楽しかったです。
このホテルのすぐ上は気球を見るスポットの高台で、ホテルからは歩いてすぐ。
今回は1泊目がダブルブッキング的な事になってしまったので、明確な部屋指定がある場合は直前に予約確認は必要だったなーと。
でもカッパドキアの本物の洞窟のホテルに泊まりたい方であれば、このホテルの120号室は楽しいと思います!!
カッパドキアまた行きたいな〜。