今回の記事はしまなみ海道サイクリングのお話ですよ。
以前書いた記事の通り、このGWは直島・豊島旅行を中止した為、予定ゼーローになっていたんですが、後半どこかお宿キャンセルとかなっていないかしら？と見てると四国は愛媛県、今治駅前のホテルに１部屋空きがあるではないか！数日前は全く無かったのに！
主人は「しまなみサイクリングでも行きたいな〜」と言っていたので「明日だけど宿空いてるよ。どうする？」と聞くと「それ予約して！サイクリング行く！！」と言う事で、急遽１泊サイクリング旅行が決定。
今回走ったルート・距離は以下の通り。（サイコンないからだいたい）
１日目：尾道駅までJRで輪行
尾道スタート → 今治駅前 約８０キロ。
２日目：今治駅前 → 道後温泉 → 松山港 ちょっと遠回りして約６０キロ。
今までのルート
今までしまなみ海道サイクリングは2度走っています。
自転車は自分達の街乗り用クロスバイク。（GIANTとFUJI）
体力に自信のない私は、１日でしまなみ海道走破は不安だった為、前回は2度とも途中の島に１泊してのサイクリングでした。
ルートは
１日目：尾道スタート → 伯方島宿泊
２日目：伯方島スタート → 亀老山登る → 今治駅
今治駅からは、予約したバスに自転車乗せて尾道まで帰り、そこからJR輪行で帰る、っていう２回ともほぼ同じルートでした。
２日目は距離が短いから、寄り道にしちゃハードだぜの亀老山登っちゃう。
私にしたら鬼のヒルクライム。
途中からはもうず〜〜〜〜〜っと歩きです。自転車持ったハイキングかな？
体力ないくせに色々行ったりやったりしたいんです。
この亀老山を歩かずずっと自転車漕いで登ってる人見てはすげぇぇぇといつも尊敬の眼差し。
そうして（ほぼ歩きだけど）自転車でここまで来たんだ！！って思いながら亀老山の山頂で藻塩アイス食べながら見る絶景は最高なんです。
帰りの下りはヒャッハー！だしね。
この快感が忘れられず２度目も登った訳です。
前回サイクリング時撮影の亀老山からの瀬戸内海。来島海峡大橋。最後はあの長い橋を渡ります。
このルートだとあちこち写真撮りながら、休憩しながら、観光しながらでも１日目も２日目も時間はかなり余裕があり、「これ、がんばれば１日でしまなみ走破出来る？」と思っていた為、今回は思い切って今治に宿取りました。
初心者が１日でしまなみ海道を走ったら
そうして今回初めてしまなみ海道を１日で渡り切る計画が急遽１日前に決定した為、急いで自転車のメンテナンス。
時の脱獄犯が泳いで渡った向島へ渡ってからが本番。
■１日目■
尾道駅まで輪行で行き、尾道駅前で自転車組み立て。
回りはピカピカの高そうなロード。かたや古びた街乗りのクロス。は、恥ずかしい＞＜
いそいそと組み立てて、優雅にU2で朝ご飯。（はよ走れ）
１０時頃、向島へ渡る船に乗船。向島にはすぐに到着。
今回は悠長に写真撮ったりする時間は無いぞ！と気合いを入れて走る。走る。
目指すは生口島のドルチェ瀬戸田。
１１時すぎ到着。遅いですね。これでも一生懸命なんです。
ジェラート食べて少し休憩。
そしてまた走る。
次の目的地は瀬戸田サンセットビーチ。お昼ご飯です。
本当はもっと違う所で食べたかったけど、リサーチ不足。
サンセットビーチに着いたのは12時半頃。
お昼ご飯食べて、少しのんびりして１４時前に再スタート。
次の目的地は伯方島のマリンオアシスはかた。塩アイス食べる！
到着した時間はたぶん１５時前だったはず。
塩アイス食べて少し元気回復したけど、万年運動不足のアラフォーの私は結構疲労困憊。
橋は後一つ。来島海峡大橋を目指して進むしか無いぞ。
頑張れ頑張れと自分を奮い立たせ、後ろから付いて来てる主人に「遅くてごめんよ〜」といい言いながら頑張る。ペダルを漕ぐ。
何が辛いって常に向かい風が辛い。坂が辛い。太ももは大分前から辛い。ここにきて右膝にも痛みが出て来た。
う〜しんどい。でも漕ぎ続けると見えた！最後の橋だ！来島海峡大橋が見えたぞ！！ちょっとウルっときた私。（きもい）
今から走ってやんよ！とパシャリ。とした写真はめちゃ逆光だったので、これも前回の写真・・・。
本当は一気に橋渡って今治まで行きたかったけど、もうダメ、と来島海峡大橋を望む[よしうみいきいき館]でまたもや休憩。
そうして休憩後、最後の橋を渡る為の坂を上る。ぐるぐると登る。
来島海峡大橋は長い。強い向かい風が辛い。いつもなら途中止まって景色とかゆっくり見るけど今回は見ない。チラ見。余裕無し。
来島大橋渡った所のサンライズ糸山を素通りして、目指すは今治駅。
サンライズ糸山過ぎて今治駅まではつまらん市街地の道路を約６キロ走る。つまらん道ですわ。
そうして到着した今治駅。
お時間は１８時前。
尾道を１０時に出て、今治駅１８時着。約８時間。
距離は約70キロ〜80キロ。アップダウンもかなりある。
公式にも初心者は８時間〜１０時間とあるからほぼ合ってるね。ビバ初心者。
もっと若いとか男性とかいいチャリとかだと初心者でももっと早いと思います。
でもママチャリやお子さん連れは１日でしまなみ走破は難しいと思いますのでどこかへ１泊か、途中で引き返す、船で渡る等、短いコースがいいと思います。
そうして今治駅に到着した後は、そのまま駅裏の温泉へgo
温泉ですっきりした後、おけつパッドの無い状態で自転車に乗るケツの痛さよ・・・。ちょっとの振動が酷使したお尻に染み渡ります。
宿は今治駅前すぐのホテル。
チェックイン後、夜ごはんは駅前の「駅前ホルモン」っていう焼き肉屋さんへ。美味しかったしなかなか良かったです。
そうして走った後のビールのなんと美味しい事よ。
そうして１日目はホテル戻って就寝。爆睡。
はじめてのはまかぜ海道サイクリング
２日目は今治駅から道後温泉ルートのはまかぜ海道を初めて走りました。
道後温泉からは松山港に行き、そこからフェリーで帰るルートです。
睡眠を十分に取って体力は戻ったけど、右膝の調子はすこぶる悪い。痛い。テーピングるぐるぐ巻いて行ける所までは行くぞ、と走り出す。
適当な所でお昼ご飯食べながらふと「帰りのフェリーって自転車普通に積めるのかな？」とお電話で問い合わせ。
しょうもないから割愛しますが、道後温泉に行く前に遠回りして松山港に一度行く羽目に。完全に無駄足で一気に疲れる。
でも、そこから道後温泉へ。
温泉入って、軽く観光してちょっとゆっくり軽食をとって。
さあ最後の１０キロだ。道後温泉から再度松山港へ！！
私の右膝はなんとか最後まで持ちこたえてくれました。ありがとう右膝！！
はまかぜ海道を初めて走った感想としては、しまなみ海道のように大きい橋もなければ辛い坂もないけれど、ほぼ普通の国道の脇を延々と走るルートになるので、結構危ないです。
小さいお子さんがいる方にはオススメ出来ないコースだと思いました。
トラックとかスレスレだったり風に煽られたりで私でもちょっと恐い時がありました。
そうして松山観光港から最終のフェリーに乗って帰宅。
フェリーの中で食べる肉うどんうめえ。
そんな感じで急遽決まったしまなみ・はまかぜサイクリング。
２日間で約１４０キロ走破。
万年運動不足のアラフォーには拷問とも思える時間が流れた事もありました。
満身創痍で走り切り、まだ膝が痛い今、でも、もうすでに「また行きたいな〜」と思ってしまうしまなみサイクリングの魅力。
なんだろうね。まあ元々身体を動かすのは嫌いではないからやっぱり気持ちいいし、なんたってロケーションがいい。
もし、まだ走った事無いけどサイクリング行ってみたいな、って思ってる人いれば超オススメします。
しまなみ海道サイクリング！
電動のレンタル自転車だってあるし、一つ島走るだけでもとっても楽しいと思う。
だけど、橋を渡る為の坂道は結構キツいから何にせよ余裕持った時間は必要かな。
そんな感じで、予定真っ白だったGW、自転車でつ走って来たよ〜！ってお話でした。
あー、長いな今日のコレは・・・。
